2009年06月05日

プノンペンにて・・・

 ベトナムからカンボジアへ・・・

 ホーチミンのシンカフェ(ベトナムで一番有名でハバのきかせている旅行会社)にて10ドルのプノンペンまでの国境越えバスツアーを組み、大きな観光バスに乗って片道5、6時間ダッシュ(走り出すさま)ダッシュ(走り出すさま)
 特に何もトラブルもなく、大きな感動もなく、ベトナムとの時差もなく、人生2回目の陸路による国境越えをいとも簡単に果たしてしまったあせあせ(飛び散る汗)
 カンボジア側の国境では、何人もの女性の物売りたちが、イナゴのような虫を炒めたものや、フランスパン、フルーツなどを入れたザルを頭の上に乗せ、クメール語で何やら叫びながら、バスの中の観光客に向かって必死に物売りしている。時おり走るハイエースほどの大きさの車には、中に入りきらない程の荷物と人を乗せ、溢れてしまった人々は皆その車の屋根の上に座り込み、気持ちよさそうに風を受けながら、乗っているバスまたカンボジアには乗り合いトラックといって自分は乗ったことはないが、トラックの荷台に魚や野菜、その他の大型荷物と一緒に荷台に人も乗せて、それぞれの目的地まで運んで行ってくれる交通システムが一般的に存在し、プノンペンの町を歩いているときも1、2度見かけた。
 それらを見た瞬間に、自分はいよいよ日本の生活文化の外に・・・それもかなり遠くの地にいるのだなということが強く実感できた。

 またカンボジアに入ってみると、ベトナム人との違いがいくつか発見でき、人々の顔立ちの違い(自分の観点からするとベトナム人より顔のほりが深く、濃い顔立ちのように思える)、物売りのしつこさ、物乞いの多さが、ベトナム以上に目に付くようになっていたバッド(下向き矢印)バッド(下向き矢印)

 プノンペンへは午後2時頃に着き、町を歩いて、ホテルを探していると、偶然ベトナムで一緒だった日本人男性と遭遇。。
 同じホテルで部屋をシェアすることにし、そのままその足で、キリングフィールド、トゥールスレーン刑務所博物館へ・・・

 プノンペンから約12qほどバイクタクシーを走らせ、ものの20分程でキリングフィールドに着いた。ただバイクタクシーは男3人が乗るのには充分な大きさではないため、足を置く場所に困ったり、お尻に掛かる重心に耐えたりと、20分程の道でもそれなりに体力がいるふらふら
 キリングフィールドはポルポト派による大量虐殺が行われた場所であり、慰霊塔には掘り起こされた8000以上の頭蓋骨が積み立ててあるダッシュ(走り出すさま)生の頭蓋骨を見るのは生まれて初めてだったので、少し慌てたが、内戦や紛争、引いては戦争の恐ろしさが直に心に伝わってきたexclamation
 次に訪れたのはトゥールスレーン刑務所博物館。こちらは1975年から約4年間に及んだポルポト政権による残虐行為が行われた場所あせあせ(飛び散る汗)もとは高校の校舎だったが、ポルポト時代には刑務所として扱われ、多くの方々が、拷問の末に処刑された場所である。
 建物は当時からそのままの姿で残っており、それぞれの部屋には拷問や処刑に使われたベッドや足かせ、拷問道具、犠牲者の衣類などまでもが当時のままの状態で展示されている。部屋に入るたびにベッドと拷問道具、壁には拷問の末に亡くなった姿が白黒写真となって飾られており、一番最初の部屋に入った瞬間、一緒に来ている日本人男性の両腕に鳥肌が立っていたたらーっ(汗)
 他にもレンガで仕切られた独房、処刑を待つ人々の顔写真、誰かによって描かれた絵ではあるが、実際の拷問の様子などが3棟の建物にふんだんに展示されている。
 建物の2階から3階へ薄暗い階段を上る途中で天井を見上げれば、20匹以上の吸血鬼が天井に近い壁に所狭しと宙吊りに並んでいたバッド(下向き矢印)昼間だというのに、異様な空気を持つこの博物館は、すでに博物館というよりは、どこよりも怖いお化け屋敷といった感じで、もしどなたか行かれるのであれば、一人で行くことはあまりお勧めしないたらーっ(汗)
 また、博物館の外では、顔全体が火にあぶられた様に融け、異様に顔が小さい物乞いの男性に遭遇したりもした。

 この日一日でとても気が滅入ってしまった。。

 処刑を待っているとき、独房に入っているとき、目の前で人が殺されるのを見たとき、誰かによって殺されてしまうのが確定しているとき・・・、人はどんなことを思うのだろうか。ひたすら神を信じる人、希望を夢見る人、悲観的になる人、ただ無気力になる人・・・おそらく恐怖で多くの方が、何も考えられなくなってしまうのだろう。

 ・・・なぜだかよくわからないが、この翌日、何もする気が起きなくなり、ただ呆然と一日を過ごしたダッシュ(走り出すさま)ダッシュ(走り出すさま)
ラベル:世界一周
posted by SAMURAIちゃん at 16:44| Comment(0) | カンボジア「プノンペン」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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