2010年03月11日

バックパッカーは見たっ!

 1年も旅していると、いろんな事があるわけで、ついに僕のこの平和な旅にも一つの強烈なインパクトを与えてくれるとてつもない事件が起こった。。
 というよりも人生、後にも先にもこんな経験は二度とないだろう。。いや、あってほしくない。

 「ロサンゼルス日本人宿殺人事件。」

 忘れもしない。1月5日、午前11時40分・・・。発見してしまったのだ。

 ニューヨークから飛行機で向かった先はロサンゼルス。。ロスには1月4日、お昼前に到着した。
 あの心身ともに凍えてしまうような極寒のニューヨークから来た身としては、この西海岸の温暖な気候は僕にとってオアシスのようだった。。
 まずは予めインターネットで調べておいた宿「はまだ宿(じゅく)」を目指し、そこへ向かった。宿のオーナーである浜田さんはこの宿のほかに日本食レストラン「お富さん」も経営している。「お富さん」は宿のすぐそばにあり、浜田さんは休みの日以外、常にそこにいらっしゃるので、実質上、宿の受付というのはその「お富さん」である。
 「SOTO Street」まで行くと、まずは「お富さん」に向かった。浜田さんは笑顔で迎えてくれた。ただ部屋は埋まっているらしく、その日の宿を他で探すしかなくなってしまった。
 お昼も過ぎているということもあり、とても空腹だったので、ひとまずその「お富さん」で食事をすることにした。

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 浜田さんは「旅人が来ると、いつもおもてなしをしているのですよ」とサンマ定食に鳥南蛮を付けて、なんとそれをタダでご馳走してくれたのだ。。節約旅行をしているだけに本当にありがたかった。しかも日本食。味噌汁やサンマなんかは、滅多に食べられる機会がないので涙が出そうなほど嬉しかった。
 そしてまたまたありがたいことにその日1泊だけは浜田さんが住んでいる家で泊めて頂けるというのだ。浜田邸宿泊に関してはもちろんいくらかお金を払って、泊めてもらう事になった。

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 それにしてもこの浜田さんの優しさは身に染み入った。
 若い頃は浜田さん自身もバックパッカーをして世界各地を飛び回っていたという。やはり浜田さんも旅の途中で世界中のいろいろな人の優しさに触れて、救われるような思いをしたという。「今は自分がそのお返しをしているんですよ。」と浜田さんは言う。「アメリカで夢を実現させたいという若者を応援しています。いつでもここ、はまだ宿に来て下さい。何でも相談に乗ります。」と、暖かいコメントを頂いた。
 もっとより多くのお客さんを泊めることができるように、近々宿の部屋を今よりも更に増やすのだそうだ。

 ・・・と、少々宣伝ぽくなってしまったが、こんな会話をしているうちに、夕方近くになってきたので、次の日からの宿を探そうと、ロサンゼルスの日本人街「リトルトーキョー」に向かった。

 リトルトーキョーには日本からの移住者や観光客などで多くの日本人が生活、または宿泊し、リトルトーキョー内の飲食店やスーパーには多数の日本人が働く。韓国人も多数見かける。だが町はどことなく寂れた雰囲気が漂っていて、街の規模もものすごく小さかった。
 念のためリトルトーキョー内にある交番で何軒かホテルをピックアップしておこうと向かったのだが、ここの交番の係員である中年女性はものすごく不親切だった。もちろん日本人。
 明日からの宿がないというのに、1件だけ宿の住所だけを伝えると、あとはめんどくさそうに追い払うような対応だった。もう一人の少し若めの係員が「ちゃんとその宿に電話して空きを確認した方がいいんじゃないの?」とその中年女性に忠言する。僕もそれを願った。すると中年女性は「電話は今故障中なの!」と言った。その若い係員は「そんなはずはないんだけどな〜」と言う。おそらく電話は壊れていないだろうという事は何となく想像できた。というか、結局電話は壊れていなかった。その親切な若い係員はちゃんとその宿に電話してくれたのだ。その中年女性の係員はばつが悪そうにその後は奥の部屋に行ってしまった。。
 なんだか驚いてしまった。なんでそんな嘘をついたのだろう。僕のどこが気に入らなかったのだろう。。そこまでして仕事を放棄する意味が分からなかった。そんな出来事があったのもあり、このリトルトーキョーという地区は何となく負のオーラが漂っている気がした。


 「チェットウッドホテル」・・・。ネットでも確認はしていたが、交番にも一応勧められたので、明日からの宿はココに決め、予約をした。
 管理人の大山さんとはそのときが初対面だった。愛想の良いおばちゃんだった。おばちゃんといっても見た目は70歳に近いような感じだった。足が悪いようで、片脚を半分引きずったような歩き方をしていた。
 予約を済ませ、その宿にたった独りいた旅行人の男性と話した。話によると、この宿には旅人という旅人はほとんどいないとの事。30から40ある部屋のほとんどは何年もの間ここに住んでいる方々ばかりで埋められている。ほとんどが日本人だが、その他にも中国人やフィリピン人などの方々もいる。年齢は40歳から60歳ぐらいが中心で、皆が皆他人とは関わりを持たないでいたいという空気が廊下で人とすれ違う度にひしひしと伝わってくるようなそんな雰囲気があった。
 「もうここ宿じゃないよ」と旅人の彼は言う。やはりこの宿もどことなく負のオーラが漂っている気がした。

 とにかくそこで予約をし、大山さんとは翌日の朝一番でチェックインしに来ますと言って、チェットウッドを後にした。。

<とりあえず載せる写真がなかったので、ロスの地下鉄の写真載せてみました。SOTO Streetにて>
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 ・・・ちょっと長くなりすぎたので、いったんココで切ります。

続く・・・
ラベル:世界一周
posted by SAMURAIちゃん at 22:50| Comment(2) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ううううっ!続きが気になる〜〜!
Posted by Mari at 2010年03月12日 21:45
MARIさん>>コメントありがとうございます!!あと10分で更新します!!
Posted by おかべっち at 2010年03月12日 23:53
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